漫画が熱い!最新研究PR 熊本大で22、23日に学会 熊本県内初開催

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22、23日に熊本大で開かれる日本マンガ学会のちらし。県内では初めての開催となる

 漫画を学問として研究する日本マンガ学会の第19回大会が22、23日、熊本市中央区の熊本大で開かれる。同大では漫画やアニメなどの日本文化を研究する「現代文化資源学コース」を文学部に今春新設したばかりで、これを機に県内初の同学会開催が実現した。

 人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」キャラクターの立像設置など、漫画熱が高まる県内の学生や県民に最新の漫画研究を広く伝える狙い。大会実行委員長には、山都町出身の藤本由香里・明治大教授(漫画文化論)が就いた。

 学会は22日午後0時45分から。初日は漫画表現の変遷のほか、少女漫画や戦争、歴史など描かれるテーマを分析した25事例について、国内外の研究者らが報告。23日は「時代を超える『時代劇』」と題したシンポジウムを開き、川崎のぼる、みなもと太郎、崗田屋愉一、大柿ロクロウの4人の漫画家のほか、橋本博・合志マンガミュージアム館長らが登壇する。

 事務局の鈴木寛之・熊本大准教授は「日本文化の顔としても海外の注目を集める漫画を新たに学問する場としてアピールする機会としたい」と話している。一般聴講可。資料込み参加費2千円。鈴木研究室TEL096(342)2461。詳細は、日本マンガ学会のホームページにも掲載されている。(松本敦)

(2019年6月19日付 熊本日日新聞朝刊掲載)