西宮市談合事件 市職員の男に有罪判決

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西宮市が発注した工事を巡る官製談合事件で、業者に設計金額を漏らしたとして官製談合防止法違反などの罪に問われていた市の職員の男に対し、神戸地裁は19日、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

官製談合防止法違反などの罪に問われていたのは、西宮市の道路建設課副主査の男(32)です。

判決によりますと、男は去年までに2回、市が発注した道路工事で設計金額を「大喜建設」元技術管理部長の男(51)に漏らしました。

これまでの裁判で男(32)は起訴内容を認めていて、検察側は「法令を遵守する意識の欠如がはなはだしい」などとして、懲役1年6カ月を求刑。 一方、弁護側は「自ら進んで情報提供を持ちかけていたわけではない」と寛大な判決を求めていました。

19日の判決で神戸地裁の小倉哲浩裁判長は「公務員の立場をないがしろにした身勝手な犯行」とした一方、「自分の利益を求める動機ではない」などとして懲役1年6カ月執行猶予3年の判決を言い渡しました。

判決後、男(32)は取材に応じ、「市民のみなさまに対し申し訳ない」などと謝罪しました。