スキャッグスが快投 エンゼルスようやく勝率5割復帰

【エンゼルス3-1ブルージェイズ】@ロジャース・センター

エンゼルスがようやく「勝率5割復帰チャレンジ」を成功させ、8勝8敗だった日本時間4月16日以来となる勝率5割復帰を果たした。エンゼルスは、先発のタイラー・スキャッグスが4回裏にルルデス・グリエルJr.に先制の8号ソロを浴びたものの、8回途中までブルージェイズ打線を3安打1得点に抑える快投を披露。打線は5回表に2本塁打で逆転に成功し、8回表にも1点を追加して、スキャッグスは今季6勝目(6敗)をマークした。2点リードの最終回を三者凡退に抑えたエンゼルス3番手のハンセル・ロブレスは今季11セーブ目。ブルージェイズ先発のマーカス・ストローマンは8回途中3失点の力投を見せるも、今季9敗目(4敗)を喫した。

エンゼルスは、1点を先制された直後の5回表にコール・カルフーンの16号ソロとブライアン・グッドウィンの7号ソロで2点を奪い、逆転に成功。8回表には一死一・三塁からトミー・ラステラのセカンドゴロの間に貴重な1点を追加した。最後に勝率5割を記録した日本時間4月16日以降、勝率5割復帰のチャンスが7度あったものの、いずれも失敗。8度目のチャレンジで、ようやく勝率5割復帰を実現させた。なお、定位置の「3番・指名打者」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平は、ショートゴロ、ピッチャーへの併殺打、セカンドゴロ、セカンドゴロで4打数ノーヒット。今季の打率は.275となった。

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