ウガンダ:エボラ患者を確認 MSFが医療援助活動を開始

©特定非営利活動法人国境なき医師団日本

エボラ対応の準備をするMSFのスタッフ(2018年、コンゴ民主共和国で撮影)© Gabriele François Casini/MSF

エボラ対応の準備をするMSFのスタッフ(2018年、コンゴ民主共和国で撮影)© Gabriele François Casini/MSF

ウガンダ西部カセセ県で6月11日以降、3件のエボラ発生が宣言された。国境なき医師団(MSF)の医療チームとロジスティック・チームは、エボラ流行に対応するため、活動を開始した。エボラだと確定した3件については、全員が隣国・コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)から来た家族で、確認された3人のうち2人は亡くなった。この家族には、確認された3人とは別の2人も、エボラのような症状が確認されており、他の家族と共にコンゴに送還された。

MSFは、ウガンダ医療当局を支援。エボラと確認できた患者と、その患者に接触した人びとでエボラのような症状が現れている人びとのケアを担っている。感染しているかどうかを確認している間、厳格なモニタリングを続けている。

MSFのエボラ治療ユニット(ベッド数8床)では、新しいエボラ患者が確認されたら、医療援助を開始できるよう備えている。ユニットは2018年8月に、MSFも参加して現地の病院内に開設した施設で、現在4人のエボラが疑われる患者が入院している。MSFは保健省職員を対象とした、出血熱症例管理の訓練にも参加。MSFは2017年のマールブルグ熱が流行した時にも、同様の訓練に取り組んでいる。
MSFは引き続き、ウガンダ保健省と連携し、エボラ患者が最初に入院した病院で衛生管理と感染を抑える対策改善に取り組んでいく。エボラとは関係ない疾患にも安全に対応できるよう、今後も必要に応じて支援態勢を維持していく。 

MSFは1980年、ウガンダで活動を開始。現在はウガンダ北部で南スーダンからの難民援助プログラムを、主にHIVに対応した長期的プログラムをアルーア県とカセセ県で運営している。