日本代表MF守田が無免許運転 川崎フロンターレが処分

守田英正選手

 サッカーJリーグ1部(J1)の川崎フロンターレは19日、日本代表MF守田英正選手(24)が麻生署に携帯電話使用と無免許運転の道交法違反で摘発されたと発表した。

 クラブによると17日午前8時半ごろ、守田は川崎市麻生区のグラウンドで行われるチームの練習へ向かうため、同区内で自動車を運転中、携帯電話を使用していたとして同署員に摘発されたという。免許証の提出を求められた際、免許の失効が発覚。有効期限は今月10日だった。

 守田は同日中にクラブに経緯を報告し、同署で取り調べを受けた。現在は練習に復帰している。クラブは守田に公式戦出場停止1試合と制裁金処分を科し、管理責任として庄子春男強化本部長は10%、竹内弘明強化部長は5%、いずれも1カ月間の減俸処分とした。クラブは選手やスタッフへの運転免許証の確認を行い、「再発防止に努める」とコメントした。

 入団2年目の守田はチームのレギュラーで、今月上旬に行われた国際親善試合では日本代表としてプレーしていた。

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