マクラーレンF1、拮抗する中団グループをリードし続けるには「レース運営が重要」と強調

 マクラーレンF1チームのマネージングディレクターを務めるアンドレアス・ザイドルとルーキーのランド・ノリスは、完璧なレース運営をし、小さなミスを避けることによってのみ、チームは熾烈な中団でのバトルの上位に立つことができると考えている。

 次戦のF1世界選手権第8戦フランスGPを前に、現在マクラーレンはルノーに2ポイント差をつけて中団グループのトップに立っている。

 モータースポーツのジュニアランク時代にポールリカールでのレース経験を持つノリスはコースを熟知しており、南フランスでのさらに激しい戦いに備えている。

「中団のチームは拮抗しているから、最近の数戦では良い戦いができたよ」とノリスはチームのフランスGPプレビューで語った。

「フランスでの戦いが厳しいものになることは分かっている。今週末の準備をするために、ファクトリーでは多くの作業を行なってきた」

「僕たちはチームとして、すべてのレースですべての力を出し続けなければならない。小さなミスが大きな痛手になるからね」

 マクラーレンのマネージングディレクターを務めるザイドルは、チームが中団グループのトップに留まるためには、レース運営が重要であることを強調した。

「中団でのバトルは拮抗しており、間違いなく熾烈な競争が行なわれている」とザイドルは語った。

「カナダでは、調子の良い週末とそうでない週末の差が極めて小さいことが示された」

「チームとして、我々はレースウイークの運営に対する集中を維持していく。それと同時に、各レースの週末においてMCL34の開発と改善を行なっていく」

「シーズンは3分の2が残っており、まだ戦いの機会は多くある。あらゆるチャンスにおいてパフォーマンスを最大化するために、激しくプッシュしていく」

© 株式会社三栄