広島負け越し決定、阪神は延長戦落とし5連敗、西武は3連勝 …19日の交流戦は?

広島・緒方監督【写真:荒川祐史】

パ・リーグが4勝2敗、対戦成績はパの44勝34敗4分け

「日本生命セパ交流戦」は19日、セ・リーグ主催で6試合が行われ、オリックス、ヤクルト、DeNA、ロッテ、西武、楽天が勝利した。この日はパ・リーグが4勝2敗で、対戦成績はパ・リーグの44勝34敗4分となった。

 オリックスは敵地での東京ドームでの巨人戦を4-3で勝利した。同点の8回に1死満塁から小田が決勝の中犠飛を放ち試合を決めた。1点リードの9回は新守護神・ディクソンが無失点で抑え来日7年目で初セーブ。巨人は中島が移籍後初ホームランとなる1号2ランを放ったがあと一歩及ばなかった。

 西武は敵地・ナゴヤドームでの中日戦を5-2で勝利し3連勝を飾った。2点を追う7回に中村が2戦連発の11号2ランを放ち同点に追いつくと、9回には2点適時打を放ち勝ち越しに成功した。中日は2点のリードを守れず先発・大野雄が8回1/3、5安打5失点で5敗目を喫した。

 ロッテは敵地・マツダスタジアムでの広島戦を6-3で勝利しカード勝ち越しを決めた。初回に中村奨の10号ソロで先制すると3回には荻野が4号ソロ、5回に田村の2号ソロ、6回にはレアードが20号ソロを放ちソロ4発で圧勝した。投げては先発の岩下が7回3失点で3勝目。広島は先発の大瀬良が誤算で交流戦負け越しが決まった。

阪神は引き分けを挟み5連敗、DeNAはサヨナラ勝ちで2カードぶりのカード勝ち越し

 DeNAは本拠地・横浜スタジアムでの日本ハム戦を7-6でサヨナラ勝ちし2連勝。2カードぶりのカード勝ち越しを決めた。同点の9回1死二塁から大和がサヨナラタイムリー二塁打を放ち試合を決めた。日本ハムは終盤に追い上げを見せ同点に追いついたが4連敗で2カード連続の負け越しが決まった。

 ヤクルトは本拠地・神宮でのソフトバンク戦を3-2で勝利した。初回に青木のタイムリーとバレンティンの14号2ランで3点を先制。投げては先発の小川が7回2失点の好投で今季2勝目を挙げた。ソフトバンクは好機を作るもあと一本が出なかった。先発のスアレスは4回3失点で3敗目。

 楽天は敵地・甲子園での阪神戦を9-4で勝利しカード勝ち越しを決めた。延長10回に無死満塁からドラフト1位ルーキー・辰己が中前タイムリーを放ち勝ち越しに成功。さらに2死満塁から茂木の2点適時打、島内の2点タイムリーが飛び出し一挙5点を奪った。阪神は守屋が誤算で引き分けを挟み5連敗となった。(Full-Count編集部)

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