愛するローマを離れる決断をしたトッティ。気になる決別理由とは!?

ローマ一筋30年。ローマの王子ことフランチェスコ・トッティが愛するローマを離れる決断をしましたが、その理由とは一体何だったのでしょうか!?

ローマで生まれ、ローマで育った元イタリア代表MFフランチェスコ・トッティ。プロ入り後も、今では移籍が当たり前とされているサッカー界の中でローマ一筋を貫き通した王子様は、全てのロマニスタ(ローマファンの愛称)に今もなお愛され続けています。2016–2017シーズン終了後、現役を引退。引退後はローマのスポーツディレクターを務めていました。このままローマのレジェンドとしてクラブに居続ける。誰しもがそう思っていました。しかし、突如入ってきた”ローマ退団”のニュース。一体トッティの中で何があったのでしょうか!?

トッティが愛するローマと決別を決めた理由とは!?

トッティ氏はクラブのウェブサイトで、「2019年6月17日午前0時41分、私はメールを送った。想像だにしなかったが、辞任の意向を伝えた」と発表した。「この瞬間が来るなんて考えたこともなかった」

 イタリア代表として2006年のW杯ドイツ大会(2006 World Cup)で優勝を経験しているトッティ氏は、辞任の理由はクラブの重要な決定に関与できなかったためだとし、ジェームズ・パロッタ(James Pallotta)会長を暗に批判した。「私はクラブのお荷物だった。選手としてもリーダーとしても扱いにくいと言われた。私は出て行く。傷ついている」

出典: www.afpbb.com

クラブでの”重要な決定権”を持つことを求めていたトッティ。しかし、現実は「選手としてもリーダーとしても扱いにくい」と会長に思われていたようで決定権に関与できていなかったようです。30年間ローマ一筋だったトッティですが、最後は笑顔でのお別れとはならなかったようです。しかし、将来的にローマへ帰還することを望んでいるようなコメントを残しているようで、近い将来また”ローマのトッティ”が見れるかもしれませんね。

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