障害者就職数 10年連続最多 2018年度1498人

長崎労働局まとめ 社会の流れ後押し

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 長崎労働局のまとめによると、ハローワークを通じて2018年度に就職した県内の障害者は、延べ1498人(17年度比5.3%増)に上り、10年連続で過去最多を更新した。就職率は過去最高の48.2%(同0.1ポイント増)。雇用する側の意識の高まりや、就職を希望する障害者が増えたことなどが要因とみられる。
 18年改正の障害者雇用促進法で、企業の法定雇用率は2.0%から2.2%に引き上げられた。身体と知的のほか、新たに精神が加わった。
 こうした社会的な流れもあり、18年度の就職者数は08年度(636人)の約2.35倍。新規求職申込件数は9年連続で増え、18年度は17年度比5.1%増の3111件だった。就職率は全国平均(48.4%)とほぼ同じ水準。
 就職人数を障害種別に見ると、身体が同14.1%増の476人で、知的が同9%増の326人。精神は1.4%減の622人だった。
 産業別では医療・福祉が556人(全体の37.1%)で最多。卸売・小売業207人(同13.8%)、製造業154人(同10.3%)と続いた。職業別では「運搬・清掃・包装」が361人で最も多く、「事務的職業」が341人の順だった。
 労働局は「関係機関と連携して、就職から職場定着まで、一人一人の特性に合った就労支援をしていく」としている。