米艦船汚水処理は適正 新施設の環境保全機能評価 長崎県審査会

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準備書の内容を確認する委員=県庁

 九州防衛局が佐世保市の米軍基地内に建設する米艦船用の汚水処理施設に関する県環境影響評価審査会(会長・中西弘樹長崎大名誉教授)が14日、県庁で開かれ、同局が「環境影響評価準備書」の内容を報告した。
 施設は、米艦船から排出される汚水の処理を目的とし、佐世保市立神町の岸壁付近に建設する計画。2021年度に着工し、23年度末に完成する予定。
 この日は大学教授らの委員8人が出席し、同局がまとめた準備書の内容を確認した。準備書によると、施設は24時間運用。米艦船から発生する汚水量を1日あたり600立方メートルとする。大気汚染、騒音、悪臭などの環境影響は、事業者によってできる限り回避または低減されていると評価。この事業は環境の保全についての配慮が適正になされているとした。
 県は9月10日までに知事意見を提出。その後、同局は準備書を補正した評価書を作成する。