つやつやオカヒジキ、収穫最盛期

南陽

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オカヒジキの収穫に追われる生産者=南陽市和田

 シャッ、シャッ―。南陽市特産の伝統野菜オカヒジキの収穫が、最盛期を迎えている。市内のビニールハウスでは水分をたっぷり含んで艶のある葉が一面に広がり、生産者が心地よい音を響かせながら籠いっぱいに刈り取っていた。

 JA山形おきたま南陽おかひじき部会(横沢茂光部会長)は3月下旬から12月中旬まで5回の収穫を重ね、年間約50トンを生産している。この時期は収穫量が最も多く、県内のほか隣県や首都圏にも出荷し、最近では学校給食の食材として需要が高まっているという。

 栽培歴40年の土屋清さん(62)=同市和田=は毎日午前4時半ごろから作業を始め、1日100~130キロを収穫する。この日も菜切り包丁で手際よく茎の根元を切り落とし、「ドレッシングであえたり、卵焼きに混ぜたりするのがお勧め」と笑顔で話していた。