横浜市と友好交流協定を結ぶ群馬県昭和村産のコンニャク芋が19日、横浜公園(中区)に植えられた。市民に村への理解を深めてもらおうと6回目。秋には市民に参加を募り、収穫イベントを行う。
昭和村には、1972年に開設した横浜市の施設「市少年自然の家 赤城林間学園」があり、市内の小学生が野外学習で訪れるなど交流が続く。2013年に友好交流協定が結ばれ、14年から同村が生産量日本一を誇る特産品・コンニャク芋の植え付けが始まった。
この日は、市と村の職員ら約10人が園内の花壇約50平方メートルを耕し、等間隔に配置した種芋約300個に土をかぶせた。同村産業課の兵藤勉課長は「コンニャク芋は緑色で大きい南洋のような葉が育つ珍しい植物なので、市民の方々に楽しんで見てもらえれば」と話している。
児童が同村を訪問している市立新鶴見小学校(鶴見区)でも同日、4年生約140人がコンニャク芋の植え付けを体験した。