映画「こはく」展覧会 横尾監督らあいさつ 島瀬美術センター

映画「こはく」のロケ写真や小道具を集めた展覧会=佐世保市、島瀬美術センター

 長崎県佐世保市出身の横尾初喜監督が手掛けたオール長崎ロケの映画「こはく」の写真や小道具を集めた展覧会が20日、佐世保市島瀬町の島瀬美術センターで始まった。7月7日まで。

 横尾さんの半生を題材にしており、幼いころに姿を消した父親を捜す兄弟の物語。俳優の井浦新さんやお笑い芸人の大橋彰(アキラ100%)さんらが出演し、市中心部のアーケードなどで撮影した。

 展覧会は島瀬美術センターと佐世保シネマボックス太陽の共催。ロケ風景とオフショットの写真88枚や、井浦さんの衣装、助監督とプロデューサーが使用した台本などを飾っている。

 安田恭子館長は「佐世保の見慣れた風景が出てくるので、親しみやすい映画。展覧会で『こはく』の世界をさらに感じてほしい」と来場を呼び掛けている。

 展覧会に合わせ22日午前10時、横尾監督や井浦さん、大橋さんが島瀬美術センター1階を訪れ、あいさつをする。観覧は無料。

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