6月の月間MVP候補選手発表 巨人山口、DeNA宮崎、楽天松井、西武中村ら

西武・中村剛也【写真:荒川祐史】

受賞選手は7月9日に発表、パ打者は中村が最多21打点

 日本野球機構(NPB)は21日、6月に最も活躍した投手、打者に贈られる「大樹生命月間MVP賞」のセ・パ両リーグ候補選手を発表した。

 セ・リーグの投手部門は、山口俊、菅野智之、桜井俊貴(以上巨人)、柳裕也(中日)、上茶谷大河(DeNA)、クリス・ジョンソン、カイル・レグナルト(以上広島)、藤川球児(阪神)の8人。先発では、山口が唯一の防御率0点台(0.86)。救援のレグナルト(0.90)、藤川(0.93)もともに0点台となっている。

 打者部門は、中村悠捕手、青木宣親外野手、山田哲人内野手(以上ヤクルト)、會澤翼捕手(広島)、井領雅貴外野手、ダヤン・ビシエド内野手(以上中日)、神里和毅外野手、宮崎敏郎内野手(以上DeNA)、糸井嘉男外野手(阪神)、岡本和真内野手(巨人)の10人。最高打率は中村の.361で、山田哲が最多の6本塁打、打点は山田哲と宮崎が最多の「12」をマークしている。

 パ・リーグの投手部門は高橋光成(西武)、塩見貴洋、石橋亮太、岸孝之、松井裕樹(以上楽天)、山本由伸(オリックス)、大竹耕太郎、高橋礼(以上ソフトバンク)、岩下大輝(ロッテ)の9人。大竹が最多3勝を挙げている。

 打者は、ジャバリ・ブラッシュ外野手、茂木栄五郎内野手、銀次内野手(以上楽天)、外崎修汰内野手、中村剛也内野手(以上西武)、甲斐拓也捕手、ジュリスベル・グラシアル内野手(以上ソフトバンク)、王柏融外野手(日本ハム)、鈴木大地内野手(ロッテ)の9人。打率はブラッシュの.386が最高。グラシアルが最多7本塁打、中村が最多21打点を挙げている。

 受賞選手の発表は7月9日の予定。今後の活躍次第で他の選手が受賞する可能性も十分ある。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2