岡山の公園遊具大半を年度中修繕 「使用中止」で市長が方針

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「立入禁止」のテープが張り巡らされた遊具=岡山市北区西島田町、島田西公園

 6月定例岡山市議会は21日、個人質問を続行。羽場頼三郎(市民ネット)、岡崎隆(自民党)、藤原哲之(自民党政隆会)、川本浩一郎(同)、千間勝己(自民党)の5氏が市政全般をただした。大森雅夫市長は、安全確保の観点から使用を中止している公園遊具に関し、2019年度中に大半の修繕を終え、使えるようにする方針を示した。

 岡崎氏が今後の修繕計画や、安全指針を満たせず撤去する場合の更新の考えを尋ねた。市長は「遊具の更新も含めて修繕方法を検討し、経費を計算している。子どもたちのためにもできるだけ本年度中に修繕し、安全に遊具を利用できるようにしたい」と述べた。

 市によると、安全上問題のあった約700基のうち、約100基は修繕を済ませて既に使用を再開。残る約600基も順次進めている。市は19年度当初予算で対応しており、必要に応じて9月補正予算に経費を計上し、一部国の交付金を活用する予定。

 安全指針を満たせなかったり、老朽化したりして更新する必要のある遊具は全体の1割未満を見込み、更新は20年度になる可能性もあるという。修繕待ちの遊具には立ち入り禁止のテープや表示を取り付け、注意を促している。

 市は、18年度までの2年間で都市公園の遊具1829基を総点検。今年3月、安全指針に沿った対応を取るよう国が各自治体に要請したのを受け、問題のあった遊具を使用中止にした。