【速レポ】『ランティス祭り』DAY1(2):茅原実里、さすがの爆発力で一大イベントの幕開けを飾る!

6月21日@幕張メッセ 国際展示場 9~11ホール

いよいよ開演! 2014年に発表された『ランティス祭り』のテーマソングをfhánaの佐藤純一がリアレンジした「Starting STYLE!!2019」を、所属アーティストたちが次々に歌いつなぐ映像が流れ、早くも会場を感動の波が包み込む。そして初日のトップバッターという栄えあるポジションを担ったのは、今年デビュー15周年を迎える歌姫・茅原実里。“『ランティス祭り』、行くよ!”と狼煙を上げるや、オーディエンスは一斉に赤のサイリウムを振り上げて、彼女の燃えるようなヴォーカルに歓声という名の薪をくべてゆく。

まずは個人名義では初のテレビアニメ主題歌となった「Paradise Lost」(『喰霊—零—』OPテーマ)を、お馴染みのフレディマイクスタンドのスタイルで歌い上げ、客席とのコール&レスポンスを楽しむと、“すごい人ですね! 今日は平日だというのに、ここにはランティスの音楽が大好きな人たちがたくさん集まってるんですね!”と破顔。さらにニューシングルの発売を告知して、テレビアニメ主題歌「TERMINATED」(『境界線上のホライゾン』OPテーマ)へと壮大につなげば、場内のテンションも高まるばかりだ。

そこから、シングル曲としては初めて自身が作詞を手掛けた「Freedom Dreamer」へと雪崩れ込むと、その声音もダイナミックからキュートへと一転して、客席の光も赤から青へ。さわやかなオーラを振りまきながら花道を闊歩し、壮絶なロングトーンでダメ押しして最後は全員でジャンプと、一大イベントの幕開けをさすがの爆発力で見事に飾ってみせた。

text by 清水素子

セットリスト

1.Paradise Lost
2.TERMINATED
3.Freedom Dreamer

★レポートは『ランティス祭り2019』公式サイトでも公開中!
https://lantis.jp/20th/report.html

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