日本煉瓦製造 専用線をチャリで、日本最古のポーナル型プレートガーダー橋をガチで

日本煉瓦製造 専用線の跡を、深谷駅前で借りたレンタサイクルでぎこぎこ。

高崎線の線路から分岐して、左へゆっくりカーブして、中山道(国道17号)を平面交差すると、その先に福川。

ここに、2種類の橋脚が保存されてるんだよね。ぎこぎこ。

(以下 深谷市)

日本煉瓦製造株式会社専用線の福川に架設された鉄橋で、福川に架けられていたプレート・ガーダー橋と、その北側の水田のなかにつくられていた5連のボックス・ガーダー橋からなっていました。

プレート・ガーダー橋は、全長10.1m、1895(明治28)年の建設当初の姿をほとんどそのままに。現存する日本最古のポーナル型プレート・ガーダー橋です。

ボックス・ガーダー橋は、全長22.9m、洪水のときに福川からあふれた水の逃げ場をあけておくために設けられたものです。当初は木桁でしたが、順次、鉄桁に変えていったようです。

ポーナル型プレート・ガーダー橋は、イギリス人の鉄道技師、チャールズ・ポーナルの設計による鉄橋です。

日本の近代産業革命期の1895(明治28)年から1901(明治38)年に全国各地で製造されました。福川鉄橋は、日本の近代化を象徴する産業遺構として、極めて高い歴史的価値をもっています。

(以上 深谷市)

この鉄橋をわたって、煉瓦を積んだ貨物列車が深谷へと走っていく姿を想像して、よーし帰るか。

日本煉瓦製造まで行かず、帰る。レンタサイクルの返却時間が迫ってたから。

ちなみにこの風景はちょうど一週間前。まだ涼しくてよかったけど、これからの夏、深谷はすっごい暑いから、熱中症に注意してね。

 

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