九州新幹線整備方式の選定先送り

長崎ルート、参院選後に

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 未着工区間となっている九州新幹線長崎ルートの新鳥栖―武雄温泉(佐賀県)を巡り、与党検討委員会は21日、整備方式の選定を7月21日に想定される参院選後に先送りする方針を固めた。複数の関係者が明らかにした。フル規格を軸に検討してきたが、佐賀県が反対している現状で絞り込みは困難と判断。参院選への影響も考慮した。

 着工に先立つ環境影響評価(アセスメント)の関連費用を2020年度予算の概算要求に盛り込むため、当初は6月中をめどに判断する予定だった。沿線議員の中には早期の方向付けを訴える声もあるため、検討委は参院選後に佐賀県の理解を得るための調整を急ぐ考えだ。