凶悪犯逃亡中! 所轄の神奈川県警・厚木警察署はもともと“不祥事だらけ”だった

しっかりしろよ!

19日午後1時半ごろ、窃盗罪などで実刑が確定した小林誠受刑者(43)を収容するため、横浜地検の係官や警察官が愛川町の自宅訪れた際に、小林受刑者は刃物を持って暴れ、車で逃走。東名高速の下り大和トンネル付近を通過したことが確認されたものの、午後11時半頃に厚木市内のアパート敷地内に止められている車を発見しました。

「東名高速道路に入ってから厚木市内ってありえないので、同じクルマの見間違えの可能性もあり、信用できないですね。本来なら、保釈されずに勾留されているはずの凶悪犯に保釈決定を出した裁判官が諸悪の根源ですが、裁判官の名前すら明かされずに、地検の竹内寛志次席検事が形式的な謝罪をしています。

実刑確定後、4カ月も収容されずにいたのは、怠慢です。政務活動費(政活費)を詐取したとして詐欺と有印私文書偽造の疑いで告発された元県議会議長を不起訴処分にするなど、横浜地検は悪者の味方のように市民を失望させています」(新聞記者)

さらに厚木署から神奈川県警本部への連絡が遅れ、緊急配備までに4時間以上を要していたことが20日に報じられています。小中学校は自宅待機になっています。

21日の時点で、厚木警察署のホームページに逃走犯の情報を掲載していないのも問題です。厚木警察署の対応の悪さは、今始まったことではないようです。

「ストーカーの被害届を身内が出した時に、厚木警察署で厳重注意しただけで、逮捕してくれませんでした。『危ない奴は、お礼参りが怖いから刺激しない方が良いんですよ』と言われ、呆れて市外に転居しました」(元厚木市民)

また、DVの妻に包丁で刺されそうになった元厚木市民の男性も警察の対応の悪さに身の危険を感じて転居しています。

「110番通報したのに、最初は民事不介入だとか言って全然対応してくれませんでした。『なんだ夫婦喧嘩に呼ぶなよ』という具合でした」

一刻も早い逮捕、そして警察、司法には改めていただきたい課題が盛りだくさんです。(文◎冴島奈穂美)

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