川の氾濫の恐れ、緊急速報メールで配信 横浜市

 横浜市は22日、鶴見川と多摩川で氾濫の恐れが高まった場合、避難勧告を緊急速報メールで配信する取り組みを始める。最大級の洪水で浸水が想定される流域の住民らに、速やかな避難行動を呼び掛ける。

 配信の対象地域は、鶴見川が港北、都筑、鶴見区。多摩川は鶴見区。水位が上昇し、国土交通省から警戒レベル4相当の「氾濫危険情報」が発表されると、市から避難勧告や避難対象地域に関する緊急速報メールを配信する。

 事態が悪化し、レベル5相当の「氾濫発生情報」が出された場合には、「命を守る最善の行動」を取るように促すメールを出す方向だ。

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