「幸せなボウリング人生」 中山律子さん、プロ活動50年

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花束を手にファンと記念写真に収まる中山さん(右から2人目)=川崎市高津区

 国内初の女子プロボウラーとして知られる中山律子さん(76)のプロ活動50年を記念したパーティーが22日、川崎市高津区のムサシボウルで開かれた。普及活動の拠点とするボウリング場で愛好者らに囲まれた“レジェンド”は「あっという間の50年。ボウリングを通してさまざまな人に出会えて幸せな人生」と笑顔をみせた。

 中山さんは1969年にライセンスを取得。翌年、女子プロ初のパーフェクトゲームをテレビ中継の試合で達成し、ボウリングブームの火付け役になった。「さわやか律子さん」の愛称で親しまれ、女子プロスポーツにおけるパイオニアとしても語り継がれる。

 「特に子どもたちに楽しさを伝えたい」という中山さんは日本プロボウリング協会名誉会長、ジャパンレディースボウリングクラブ名誉会長として普及活動を続ける。パーティーを企画したムサシボウルでは毎週金曜日、愛好者の大会に顔を出し、声援やアドバイスを送って交流を深めている。

 この日もパーティー前の大会で始球式を務めた中山さんは「ボウリング場で人に会い、わいわい騒ぐのが元気の秘訣(ひけつ)。これからも出会いを楽しみたい」。同区在住の杉沢邦男さん(80)は「全盛期の人気や功績からは考えられないほど身近に接してくれる。ボウリング界のためにアマチュアを大切にする姿勢がすごい」と話していた。