古代米、おいしく育って 児童ら80人手植え体験

横一列になり、丁寧に古代米の苗を手植えする小学生ら

 西都市の史跡散策ルート「記紀の道」沿いにある石貫地区の史跡「無戸室(うつむろ)」近くの水田で16日、古代米の田植えがあった。市内の小学生ら約80人が、昔ながらの手植えを体験した。古代米は一般的なコメと異なり、稲穂が黒っぽく色づく特徴がある。田植えはいにしえの時代をほうふつさせる景観をつくり、子どもたちの郷土理解にもつなげようと、妻北地域づくり協議会(五島哲也会長)が毎年行っている。

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