【MLB】感動的なプホルス凱旋、“粋な計らい”の名捕手モリーナにも称賛の声「レジェンドたち」

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カージナルスのヤディアー・モリーナ【写真:Getty Images】

8年ぶりの凱旋でモリーナが感動的なシーン演出、野球熱の高いセントルイスのファンが総立ち

■カージナルス 5-1 エンゼルス(日本時間22日・セントルイス)

 エンゼルスのアルバート・プホルス内野手が21日(日本時間22日)、敵地カージナルス戦に「5番・一塁」でスタメン出場し、8年ぶりに古巣の本拠地ブッシュ・スタジアムに凱旋した。野球熱が高く、目が肥えていると言われるセントルイスのファンはスタンディングオーベーションでレジェンドを迎え入れたが、この感動的なシーンを演出した元同僚の名捕手、ヤディアー・モリーナにも称賛の声が上がっている。

 プホルスは初回2死一塁で最初の打席へ。満員のスタンドは総立ちとなり、大歓声と拍手でレジェンドを迎えた。プホルスは笑みを浮かべ、ヘルメットを取ってこれに応えた。打席に入ってから打つまで1分間以上も続く感動的なスタンディングオーベーション。この場面を演出したのは、プホルスとともに2度の世界一に輝いているモリーナだった。

 プホルスの名前がコールされた瞬間、モリーナはマウンドの方に歩き、ホームプレートを振り返った。そして、打席に入るプホルスの姿をじっと見つめ、観客が拍手を送るための時間を作る。プホルスが歓声に応えた後には、本人に歩み寄ってがっちりとハグ。そして、ポンとヘルメットを叩いた。同じく元同僚の右腕ウェインライトがベンチから笑顔で拍手を送る姿も何度も映し出された。

 モリーナは、2016年に3000安打達成を目前に控えたイチロー氏(当時マーリンズ)がセントルイスを訪れた際も、同じようにファンが拍手を送る時間を作った。名選手への敬意を常に忘れず、粋な計らいで名シーンを作り出すことに一役買っている。

 MLB公式ツイッターは、2人がハグを交わした瞬間の写真を公開。コメント欄には「次のカージナルスの殿堂入り選手2人」「彼らは2人とも(殿堂のある)クーパーズタウン行き」「レジェンドたち」などと、プホルスだけでなくモリーナを称賛するコメントもついた。デビューから10年連続で「打率3割&30本塁打&100打点」、05、08、09年とMVPに輝き、06、11年にはチームをワールドシリーズ制覇に導いたプホルス。最高のチームメートに迎えられ、セントルイスに凱旋した。(Full-Count編集部)