【MLB】田中将大、6回2失点で6勝目ならずもチーム逆転勝ち スタントンV打4打点で8連勝

アストロズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:AP】

天敵・アストロズ戦で6回8安打2失点、2試合連続QS達成

■ヤンキース 7-5 アストロズ(日本時間23日・ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手は22日(日本時間23日)、本拠地アストロズ戦で先発。6回8安打2失点で6勝目の権利を持って降板したが、7回に救援投手が一時逆転3ランを被弾。6勝目はお預けとなった。チームは7-5で再逆転し、8連勝を飾った。

 田中は毎回のように走者を背負う投球となった。2回は2死からホワイトへの四球、スタッシの左前打で一、二塁としたものの、マリスニックを三ゴロ。連打で招いた3回1死一、二塁ではアルバレス、グリエルを打ち取った。4回は一塁・ボイトの好守もあって初めて3者凡退に。5回は1死からアルトゥーベの左翼線二塁打を許したが、ブレグマンを三飛、ブラントリーを右飛に抑えた。

 打線は5回にウルシェラの右越え6号2ランで先制した。田中は2点リードを守りたいところだったが、6回1死一塁からレディックに右越えへ同点2ランを被弾。この失点で前回17日の本拠地レイズ戦から続いていた連続イニング無失点は「14」でストップした。

 打線は6回無死満塁からスタントンの三塁強襲の2点打で勝ち越し。田中は6回88球、1奪三振1四球、8安打2失点。2試合連続、今季9度目のクオリティースタート(QS)を達成し、6勝目の権利を持って降板したが、7回から救援した2番手のホルダーが新人アルバレスに逆転3ランを被弾した。

 アストロズ戦は17年のア・リーグ優勝決定シリーズでは勝利したが、レギュラーシーズンは6試合で0勝2敗、防御率7.36と苦戦していた。この日は強力打線を相手に粘りの投球を見せたものの、自身3連勝となる6勝目はお預けとなった。

 チームは7回にロマインの右越え2号ソロで同点に追いつき、同2死二、三塁からはスタントンの左前2点打で勝ち越した。スタントンは4打数2安打4打点の大暴れだった。チームは7安打7得点を挙げて逆転勝ち。2位のレイズと5.5ゲーム差に広げた。(Full-Count編集部)

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