<ベガルタ>松下・長沢 好連係で堅守崩す 首位たたき3連勝狙う

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FC東京戦に向けた練習でロングボールを蹴る松下

 FC東京は15試合を終えてリーグ最少の8失点。複数失点は1度のみと守備に隙がない。対する仙台の攻撃は直近3試合で7得点と上り調子。強固な防衛線をいかに突破するか。司令塔の松下と点取り屋の長沢がイメージを膨らませる。

 松下は6戦連続フル出場中。前節の松本戦では左右に散らすパスに加え、DFラインの背後を突く浮き球も多用してゴールに迫った。「裏のスペースを狙っているとにおわせることでサイドが空く。逆にサイドばかり使えば中央にボールが通りやすくなる」。意図的な崩しの再現をもくろむ。

 中盤の密集を抜け出す動きは切れを増している。「試合を重ねるごとにボールを触る感覚が上がっている」と状態はいい。昨季、神戸で共にプレーした長沢とも「パスを出しやすい動きだしをしてくれる」と信頼を一層深めている。

 192センチの長沢はセットプレーにも好機を見いだす。チームトップの4得点を挙げているが、まだCKやFKからのゴールはない。「そう簡単にはいかないが、1本でも点を取れたら大きい」と意欲的に狙う。

 FC東京とは昨季から公式戦で5勝1分けと好相性だが、長沢は「全員でハードワークしないと太刀打ちできない」と警戒を強める。4連勝中のホームで首位に攻め勝つため、2人の好連係が欠かせない。 (斎藤雄一)