いきなり無死満塁のピンチ招き、ビシエドに右翼線への適時二塁打を浴びる
■中日 – 日本ハム（交流戦・23日・ナゴヤドーム）
日本ハムのドラフト1位ルーキー吉田輝星投手がプロの洗礼を浴びた。23日、敵地ナゴヤドームでの中日戦。初回、1死も取れないままに2点を奪われるなど3失点を喫し、逆転を許した。
プロ2戦目の先発となった吉田輝。中田の2ランで2点の先制点をもらった直後に試合をひっくり返された。先頭の平田に右翼線への二塁打を許して出塁を許すと、京田の左前安打、大島への四球で、いきなり無死満塁のピンチを招いた。ここで4番のビシエドには右翼線へ弾き返される2点適時二塁打。これで同点とされた。
さらに続く高橋にはうよくへの大飛球を浴びた。大田が全力で背走し、ジャンプ1番、この打球を好捕し、そのままフェンスに直撃するスーパーキャッチ。日本ハムファンだけでなく、中日ファンからも盛大な拍手が送られた大田のスーパープレーだったが、犠牲フライとなり逆転を許した。
福田は遊ゴロに打ち取り2死としたが、阿部には四球を与えた。なんとか加藤二ゴロに抑えて、さらなる失点は免れたものの、初回だけで3安打2四球で3失点。苦しい立ち上がりとなった。（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）
