『JOYXオープン』で見せた石川遼の爆発力 レジェンド伊澤利光も「近いうちに勝つでしょう」と太鼓判

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石川遼の優勝に伊澤利光(右)も太鼓判を押した(撮影:ALBA)

<JOYXオープン 2019 最終日◇23日◇JOYXゴルフ倶楽部 上月コース(兵庫県)◇7039ヤード・パー72>

石川遼の3季ぶりとなる復活優勝にレジェンドが太鼓判を押した。前日までの「PG30th フューチャーツアー2019」(兵庫県・よみうりCC)に続いて、石川はこの日、プロゴルファーのマネジメント会社のJOYXが主催する1日競技の「JOYXオープン」に初出場した。プロ2人、アマ2人の形式で行われ、ツアー通算16勝の伊澤利光と同組でラウンド。1イーグル・6バーディ・1トリプルボギーの「67」で回り、優勝した小田孔明に1打差の5アンダー・3位タイに入った。

大会開幕の2日ほど前に石川の出場が公になった。それでも例年の倍以上となる500人を越えるギャラリーが詰めかけた。1番をパーとすると、「本当は刻むのがセオリー」の左ドッグレッグの2番ホールでドライバーを握ると、ティショットが2回続けて右のOBゾーンに消えた。それでもこのホールをトリプルボギーでしのぐと、そこからバーディラッシュが始まった。

606ヤードの3番(パー5)は、ピンまで「310ヤードぐらい」の2打目。「2オンさせたかった」とドライバーで打ってグリーンをとらえた。8mのイーグルパットはカップをそれたがバーディ。5番からは3連続バーディを奪い“借金”を無くして1アンダーで折り返すと、13番(パー5)でイーグルを奪うなど、後半も4つ伸ばして、首位に肉薄する巻き返しで大会を盛り上げた。

13ホールでドライバーを使用した石川。「2番以外のドライバーショットはよかったです」とイメージ通りの球筋を作れている。また、「アマチュアの方と一緒とはいえ、プロは賞金がかかっていますし、順位もつけます。最後バーディを取れば(優勝した小田)孔明さんに追いつけるという状況で、ツアーを戦っているのと同じ緊張感でした。その中でいいプレーができたのは、来週に向けてすごくいい形になった」。ツアー競技のような緊張感の中で、トリプルボギーから巻き返せたことは大きな収穫だ。次戦の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」は例年バーディ合戦となるコース。「どんなコースでも1日5アンダー」という目標を達成できたことは次につながる。

同組の伊澤は「雲の上の存在」。長く一線で活躍するための話を聞くなど、「貴重な機会」にもなった。その伊澤は、「技術的には、全体的に非常にいいところにいっていると、ボクは思います。近いうちに勝つでしょう。来週勝ってもおかしくない。パッティングが入る、入らないはあると思いますが、4試合あれば勝てると思います。それぐらいショットの精度はいい」と石川の3年ぶりの優勝に太鼓判を押した。