中国初の「超高圧+5G」基地局が完成 安徽省

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中国初の「超高圧+5G」基地局が完成 安徽省

14日、古泉変換所で5Gネットワークの通信速度を測定する作業員。(宣城=新華社配信/国網安徽省電力有限公司袁翔撮影)

 【新華社合肥6月24日】中国安徽省宣城市の古泉変換所でこのほど、5Gネットワークの通信速度測定が行われた。測定では設計要件を満たしていることが証明され、これによって中国初の「超高圧+5G」基地局が完成した。

中国初の「超高圧+5G」基地局が完成 安徽省

14日、古泉変換所で5Gネットワークの通信速度を測定する作業員。(宣城=新華社配信/国網安徽省電力有限公司袁翔撮影)

 同変換所は「昌吉~古泉±1100キロボルト超高圧直流送電線プロジェクト」の一環として建設された。今回の5Gネットワーク建設計画は、超高圧変電所と5G技術を融合させた、中国初のユビキタス電力IoT(モノのインターネット)プロジェクトだ。

中国初の「超高圧+5G」基地局が完成 安徽省

14日、古泉変換所で5Gネットワークの通信速度を測定する画面。(宣城=新華社配信/国網安徽省電力有限公司袁翔撮影)

 国網安徽信通公司、安徽電信、華為技術(ファーウェイ)の技術者による古泉変換所での通信速度測定の最新データを公表。それによると、変換所を中心とする十数カ所の測定ポイントでの数値は、下りは最大800Mb/秒、平均570Mb/秒。上りは最大160Mb/秒、平均100Mb/秒だった。これらの数値はいずれも設計要件を満たしている。

中国初の「超高圧+5G」基地局が完成 安徽省

14日、古泉変換所を遠望する。(宣城=新華社配信/国網安徽省電力有限公司王文撮影)

 同変換所はさまざまな設備が密集する複雑な電磁環境のため、5Gの設備には高い信号強度と耐干渉性、安全性が要求された。今回のプロジェクトが完成し、各種指標測定をクリアしたことで、超高圧変電所内での5Gネットワーク建設の実現可能性が確認されたことになる。

 国網安徽省電力公司の技術担当者によると、同変換所では5G技術を応用して4K高画質の監視ウェブカメラ監視信号のリアルタイム返信や、巡回ロボットの遠隔監視をを実現した。また、5Gネットワークの構築は、同所の各類モニタリングシステムやスマート運営維持管理システムに柔軟で効率的、安全で信頼性の高い無線ネットワークアクセスルートを提供した。変電所での大きいブロードバンド化、低遅延サービスの柔軟的応用を実現し、ユビキタス電力IoTのスマートセンシングサービスのさらなる研究と応用に力強い通信ネットワークの支えを提供した。(記者/馬姝瑞)