鷹がキューバ人育成選手コラスと支配下契約 今季3人目の支配下昇格、背番号「46」

記者会見に臨んだソフトバンクのオスカー・コラス【写真:福谷佑介】

ヤフオクドームで会見行い「支配下登録になれてとても嬉しいです」

 ソフトバンクは24日、キューバ人育成選手のオスカー・コラス外野手と支配下選手契約を締結したと発表した。同日、ヤフオクドーム内で記者会見を行い「日本に来て3年目。毎日頑張ってきて支配下登録になれて嬉しいです」と語った。背番号は「46」に決まった。

 2017年5月に、現在、1軍のセットアッパーとして活躍するリバン・モイネロ投手とともに、育成契約でソフトバンクに入団。当時18歳で来日し、その当時は投手も兼任し“キューバの二刀流”として注目された。持ち味のパンチ力を武器に、2年目の2018年からは野手に専念し、昨季はウエスタン・リーグで打率.212、7本塁打22打点をマークした。

 3年目を迎えた今季はより一層の成長を遂げて、2軍戦で大活躍を見せている。47試合で179打数53安打の打率.296、9本塁打36打点の好成績をマーク。打率はリーグ2位、本塁打と打点は同3位、12本の二塁打はリーグトップと、各打撃成績で上位に入る成績を残していた。

 千賀滉大投手や甲斐拓也捕手ら育成選手が数多く1軍で活躍しているソフトバンク。外国人ではモイネロに続く支配下昇格。今季は開幕前に支配下登録された川原弘之投手、周東佑京内野手に続き、3人目の支配下昇格となった。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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