<まる見えリポート>来夏の全国高校総体 アーチェリー、松阪開催決定

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【アーチェリー競技に打ち込む東海4県の高校生ら=23日、静岡・小笠山総合運動公園で】

 東京オリンピック・東京パラリンピックの開催に伴い、令和2年夏の全国高校総合体育大会(北関東インターハイ)が21府県で実施され、県内ではアーチェリー競技が行われる。県では、東海4県を中心に開かれた東海インターハイ以来2年ぶりのインターハイ開催。同年には全国中学校体育大会、同3年には国民体育大会と全国障害者スポーツ大会の開催を控えており、大規模な大会の集中開催で相乗効果を狙う。

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 来年のインターハイは当初、茨城、栃木、群馬、埼玉の北関東4県を中心に行うはずだった。東京五輪・東京パラ五輪の影響で競技会場や宿泊施設確保が難しく、19競技を東北から九州の21府県で分散実施する異例の広域開催となった。

 県内では松阪市でアーチェリーを開催し、会場は松阪市総合運動公園。市関係者によると、令和3年の国民体育大会(三重とこわか国体)、全国障害者スポーツ大会(三重とこわか大会)の競技会場であることや、平成28年の日韓交流事業、全国高校ブロック対抗戦の開催実績などから、全国高等学校体育連盟(全国高体連)から打診があり、昨年12月に正式決定した。

 開催期間は8月19日から21日の3日間。例年より日程を1日短縮したが、期間中の参加者数は昨年並みの選手・監督約600人、観客約1700人の来県を想定している。

 地元インターハイの開催は県内でアーチェリーに親しむ高校生にとって朗報だ。平成27年近畿インターハイ女子団体2位の四日市四郷高校アーチェリー部顧問の久野圭太教諭は「開催県は出場枠が増える。地の利も生かすことができれば」。2年生の岩田樹璃さんは「場所が変わると緊張するので慣れた場所の方がいい」と歓迎する。

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 県内では急ピッチで準備が進む。5月末には関係者が松阪市に集まり全国高体連と県、松阪市実行委員会が発足。第1回総会で競技日程や会場、今年度の事業計画を決定した。全国高体連の関係者からは分散開催への協力に謝意が伝えられ、今後高体連専門部を主体に関係機関が協力して成功に向けて取り組んでいくことを確認した。

 昨年の東海インターハイは三重が主会場だったが、アーチェリーの競技会が開かれたのは県外(岐阜県)で運営経験はない。また、アーチェリー競技は高円宮賜牌全国高校選手権大会を兼ねており、期間中は皇族のお成りも予想され、警備対策も重要な課題になるという。

 「おもてなし」も必要だ。昨年の東海インターハイは県内78校9千人の高校生が案内係や記念品の作成などに携わった。今回は松阪市内の高校生に協力を仰ぐ予定。松阪市教育委員会事務局国体推進室では「三重とこわか国体、三重とこわか大会への機運を高める良い機会。最高のおもてなしを準備し大会を盛り上げたい」と話している。