輸入映画の多様化進む 中国映画家協会

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輸入映画の多様化進む 中国映画家協会

4月13日、第9回北京国際映画祭の開幕式でレッドカーペットに登場し、ファンと交流する「ピカチュウ」。(北京=新華社記者/鞠煥宗)

 【新華社上海6月24日】中国映画家協会はこのほど、第22回上海国際映画祭の関連フォーラムで「2019中国映画産業研究報告」を発表した。報告によると、昨年中国の商業映画館で公開された輸入映画は多様化が進み、ハリウッド映画の独り勝ち状態ではなくなった。

 輸入作品数を見ると、昨年は18カ国から118本が中国市場に入り、過去最高を更新した。国別では日本が15本で、米国に次いで2番目となり、報告では日本映画に新たな追い風が吹いているとの見方を示した。

 ハリウッド映画を除いた輸入映画の興行収入ランキングでは、主にインド、日本、英国が上位10作品を占めた。うちインド映画の「シークレット・スーパースター」「バジュランギおじさんと、小さな迷子」「ヒンディー・ミディアム」が上位を独占。「シークレット・スーパースター」の興行収入はハリウッド映画「ブラックパンサー」を超えた。日本映画は「ドラえもん のび太の宝島」や「となりのトトロ」などアニメ作品の人気が最も高かった。

 特に注目すべきは、リアリズムを題材とした中国映画の公開本数が増え、評判も良かったことで、「我不是薬神(邦題:ニセ薬じゃない!)」の世界での興行収入は4億5千万ドル(1ドル=約107円)、年間ランキングは18位となった。

 リアリズムブームに乗って日本映画「万引き家族」もヒットし、中国映画市場の海外作品に対する開放性や寛容性が鮮明になった。(記者/許暁青、楊愷)