東京から日帰りOK!千葉・房総観光でおすすめしたい穴場スポット5選

都心からなら日帰りでも楽しめる千葉・房総半島は、海と山どちらの自然も満喫できる魅力的なエリア。ほかにも、水族館や古い街並みなど多彩なスポットが満載。今回は特におすすめのスポットを5つご紹介します。

房総半島とは

東京湾を形づくる内房と、太平洋に面した外房からなる千葉県房総半島。東部には九十九里浜の海岸線が延び、温暖な気候の南部は菜の花畑や国定公園など豊かな自然に恵まれています。成田空港や東京駅からは約2時間で到着できるアクセスの良さも魅力で、日帰り観光でも十分楽しめます。

1. 養老渓谷

房総半島のほぼ中央に位置し、温泉街としても知られる「養老渓谷」。渓谷にある5つの滝をめぐるハイキングコースが人気です。なかでも全長100mにも及ぶ「粟又の滝」は、急流が徐々にゆるやかな流れへと変化し、末広がりに流れ落ちることから縁起が良いとされ、パワースポットとしても注目されています。
滝めぐりのあとは日帰り温泉で足の疲れを癒やしましょう。温泉より手軽に楽しめる足湯(足だけを温泉につけて楽しむ入浴法)もあります。

2. 野島崎(野島埼灯台)

「野島崎」は房総半島の最南端、太平洋に突き出した台地。岬の突端には「白鳥の灯台」とも呼ばれ、白亜の八角形が美しい「野島埼灯台」がたたずみます。江戸時代(1603年~1867年)の末に、日本初の洋式灯台として建設が決まった歴史ある灯台のひとつで、内部は見学が可能。らせん階段を上った先の展望台からは、広大な太平洋と航行する大型船を眺められます。眼下に広がる国定公園の散策もおすすめ。潮風を感じながら20分ほどで一周できます。夜には満天の星観測も楽しめますよ。

3. 安房国一宮 洲崎神社(すのさきじんじゃ)

標高110mの御手洗山(みたらしやま)中腹に鎮座する「安房国一宮 洲崎神社」。房総半島の南端に位置し、東京湾の出入り口を望む立地であることから、海上交通を守る航海神として信仰を集めてきました。147段の急勾配の石段を上った先にある境内からは雄大な太平洋を一望でき、海に面した浜鳥居からは富士山も望めます。神社の裏手にある自然林は千葉県の天然記念物に指定されており、社殿との調和も見事。風光明媚なパワースポットとして人気です。

4. 鴨川シーワールド

太平洋に面した絶好のロケーションにある人気水族館。一番の目玉は、シャチやイルカ、アシカなどが繰り広げる圧巻のパフォーマンス。水しぶき飛び散るダイナミックなジャンプや、トレーナーとの息の合った華麗なショーを楽しめます。ほかにも、イルカにタッチしたり、一緒に記念撮影ができたりと、触れ合い型の体験も充実。常設展示では、エイやサメが悠々と泳ぐ天井まで届く巨大水槽など迫力満点の海の世界を満喫できます。

※入園料金:大人(高校生以上)3,000円、子ども(小学生・中学生)1,800円、幼児(4歳以上)1,200円、60歳以上2,400円

5. 佐原(さわら)の街並み

千葉県北東部に位置する佐原は、江戸時代に水運で栄えた町。町中を流れる小野川の流域に、問屋や商家、重厚な蔵造りの建物といった多くの文化財が当時の姿を留めています。散策もいいですが、おすすめは「小江戸さわら舟めぐり」。遊覧船で川下りをしながら、江戸風情ある街並みをのんびりと見物できます。
5月末から6月にかけて、400品種150万本の花菖蒲が見られる「水郷佐原あやめパーク」も近くにあるのであわせて立ち寄ってみては。

いかがでしたか。房総半島全体にまんべんなく観光スポットがあるので、組み合わせ方しだいで色々な楽しみ方ができます。ぜひ計画を立ててみてくださいね。

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