ヤンキースがシーソーゲーム制して8連勝 田中6回2失点

【アストロズ5-7ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは、中盤以降に点の奪い合いとなったシーソーゲームを7対5で制し、本拠地ヤンキー・スタジアムでのアストロズ4連戦の勝ち越しを決めるとともに、連勝を8に伸ばした。ヤンキース先発の田中将大は、本調子ではなかったものの、6回88球2失点の力投を見せ、チームの勝利に貢献(勝敗つかず・防御率3.21)。2番手のジョナサン・ホルダーは逆転弾を浴びたが、味方打線の援護に助けられ、1回3失点で今季5勝目(2敗)をマークした。アストロズは、一時逆転に成功するなど打線が粘りを見せたものの、鉄壁のはずのリリーフ陣が誤算。3番手のライアン・プレスリーが1回3失点(自責点2)で今季初黒星(1勝)を喫した。

5回裏にジオ・ウルシェラの6号2ランで先制したヤンキースは、6回表にジョシュ・レディックの9号2ランで同点に追い付かれたが、6回裏にジャンカルロ・スタントンの2点タイムリーで勝ち越しに成功。田中が6回2失点で降板した直後、7回表にホルダーが二死から連打で一・二塁のピンチを背負い、新人のヨルダン・アルバレスに6号逆転3ランを被弾したものの、その裏にオースティン・ロマインの2号ソロで同点とし、さらに二死二・三塁からスタントンの2点タイムリーでリードを奪った。スタントンは2本のタイムリーで4打点を叩き出す見事な活躍。8回表は3番手のアダム・オッタビーノ、9回表は4番手のザック・ブリットンが無失点に抑え、ブリットンは今季3セーブ目をマークした。

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