過重労働が原因で自殺と提訴

奈良県職員の両親

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 奈良県庁に勤めていた西田幹さん=当時(35)=が自殺したのは過重労働によるうつ病が原因だとして、両親が24日、県に約1億207万円の損害賠償を求めて奈良地裁に提訴した。

 訴状によると、西田さんは教育委員会教職員課に勤務していた2015年4月、うつ病を発症。16年4月に砂防・災害対策課に異動になり、17年5月に自殺した。うつ病発症直前には13日間連続で働くこともあり、発症前の1カ月間の時間外勤務は計約154時間に及んだ。勤務制限など業務を軽減させる対策を怠ったため自殺したとしている。

 地方公務員災害補償基金奈良県支部は、今年5月に自殺を公務災害と認定した。