有村架純と浜辺美波が初共演! イチゴを巡る姉妹バトルが勃発!?

JA共済連は、有村架純と浜辺美波が姉妹役で出演する、生活障害共済「働くわたしのささエール」の新テレビCM「イチゴ」篇を放送中だ。

ライフアドバイザーの有村が、お客を初めて訪問する前夜と当日の様子を、いきものがかりの楽曲「太陽」にのせて描いたテレビCMは、今春から第1弾として放送され、好評を得てきた。第2弾となる今回は、前作でナレーションのみの出演だった浜辺が登場し、有村と待望の初共演を果たしている。休日の喫茶店を舞台に、姉妹が大好物のショートケーキのイチゴを巡るコミカルなやりとりを通じて、働けなくなった時のリスクに備える必要性を描く内容だ。

一番のポイントは、好きなものは真っ先に食べる有村演じる姉が、妹の浜辺にほほ笑ましいいたずらを仕掛けるシーン。大好きなイチゴを最後まで取っておく妹に、そのリスクを胸の中で指摘しつつ、虎視眈々(たんたん)と妹のイチゴを狙う姉。そして、そんな食いしん坊な姉に対して、妹は驚きのリスク回避術を見せる。

CMは、喫茶店でくつろぐ姉妹のテーブルにショートケーキが運ばれるシーンからスタート。好きなものはいつも最初に食べる姉は、大好きなイチゴを真っ先に口に運んで満足そうな表情を浮かべる。ふと、妹の方を見ると、まだイチゴに手付かずのショートケーキが。姉は心の中で、「妹よ。なぜイチゴを最後に残す。何度も言ってきましたよ。リスクがありすぎる」とつぶやく。すると姉は突然、「あっ!」と大声を上げて、妹の後方を指さし、彼女の気をそらしたすきに、残してあったイチゴを狙う。ところが、後ろを振り向くと同時に、まさかのノールックでイチゴにフォークを突き刺した妹。意外な展開に、驚きを隠せない姉に妹は、「備えてないわけなかろう」と言い放ち、勝ち誇った表情でイチゴを目の前に掲げる。そして最後には、おいしそうにイチゴをほおばる妹のアップとともに「リスクには負けませんから。お姉さん」というナレーションが入って幕を閉じる。

撮影は6月初旬に横浜市の老舗喫茶店で行われた。初顔合わせとなった2人は、共演を楽しみにしていたらしく、にこやかにあいさつを交わして、仲良くカメラ前にスタンバイ。リハーサルが終わるころには、すっかり肩の力が抜けて、好きな食べ物やオフの過ごし方、最近撮った映像作品の話題で打ち解けるなど、とても和やかな雰囲気で本番を迎えていた。

監督が「ここが一番難しい」と位置付けたのが、浜辺が自らのイチゴを有村から守るシーン。後ろを振り向くと同時にフォークでイチゴを突き刺す芝居ということで、最初はタイミングやスピード感、位置関係をつかむのに苦労していた。それでも、「もっと思いきり」という指示で覚悟を決めると、回を重ねるごとにぐんぐん精度が増し、本番3回目で見事イチゴを突き刺すことに成功した。

初共演について有村は「仲むつまじい姉妹のやりとりということで、楽しく撮影できたと思います」と振り返り、浜辺も「ずっとお会いしたいなと思っていたので、すごくうれしかったです。心の中で『こういうお姉さまがいたら、すごく幸せなんだろうな』と思いながら撮影していました」と喜びを明かした。また、互いの印象について有村は「汚れのない透明感」、浜辺は「わたしが言うのも何なんですが、『みんなのアイドル』という感じでしょうか」と表現。さらに、CMで演じた役柄と、普段の自分と似ているところを聞くと、「ピンチはチャンスというか、そういう状況の時はなるべく物事を前向きにとらえるように心掛けています」と話す有村に対して、浜辺は「私は弟がいて、食事の時は好きなおかずとか、キープしていました」と告白。有村が「弟さんに自分のおかずを取られないようにと。しっかりしてますね」と返すと、浜辺は「いえいえ、食い意地が張っているだけです(笑)」と笑顔で答えていた。

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