やっぱりギャラ貰っていた! 雨上がり・宮迫、ロンブー田村亮ら期限付き活動停止 島田紳助氏引退でも懲りていなかった?

「やっぱり闇営業だったんじゃん!」

視聴者はバカではありません。不自然過ぎる動画でした。詐欺グループの祝いの会で吉本芸人たちは、それぞれのネタを披露し、宮迫博之氏はその美声で詐欺師のお祝いをしていました。

見た感じ、普通に営業でした。

たまたまパーティに出ましたというノリではなかったのでは? 誰もがそう思ったのではないでしょうか。

芸人たちの間では最年長で最も、知名度が高い、雨上がり決死隊の宮迫博之氏がツイッターで、

「(略)ギャラはもらっていないのですが、パーティー後に参加タレントたちでいったお店、これも誰がいたのか記憶が曖昧ですが、その支払いを入江がしてくれたと記憶しています(略)」

としています。

これが嘘だったと明らかになってしまいました。

「曖昧」「記憶しています」と覚えていない旨、強調していますがなぜか「ギャラはもらっていないのですが」と、この部分だけは断言。この不自然なツイートから二週間余り。吉本興業が公式サイトで「大切なお知らせ」と記した文章を発表しました。

「弊社所属の雨上がり決死隊・宮迫博之(みやさこひろゆき/49歳)、ロンドンブーツ 1号2号・田村亮(たむらりょう/47歳)、レイザーラモン・HG(住谷正樹・すみたにまさき/43歳)、ガリットチュウ・福島善成(ふくしまよしなり/41歳)、くまだまさし(46歳)、ザ・パンチ・パンチ浜崎(ぱんちはまさき/38歳)、天津・木村卓寛(きむらたくひろ/43歳)、 ムーディ勝山(むーでぃかつやま/39歳)、2700・八十島宏行(やそしまひろゆき/35歳)、2700・常道裕史(つねみちひろし/36歳)、ストロベビー・ディエゴ(41歳)、の11名を、本日をもって、当面の間、活動を停止し、謹慎処分とする旨を決定致しました。 (略)」

11名もの芸人が詐欺グループの会に「営業」していたことを認めています。続いて、

「弊社が、複数回にわたり、該当タレントへのヒアリングや各自の記憶の整理、確認を丁寧に行った結果、該当する芸人において、反社会的勢力主催の会合であるとの認識はなく、また、報じられていたような金額ではありませんでしたが、会合への参加により一定の金銭を受領していたことが認められました。 」

と、ギャラ受領を認めました。「報じられていたような金額」とは恐らく数百万円ではないが、という意味でしょう。

宮迫氏は「間接的ではありますが、金銭を受領していたことを深く反省しております」

と公式サイトでコメント。

また田村亮氏は、

「特殊詐欺グループの開いた会に、私ロンドンブーツ1号2号田村亮が参加した件で、金銭の受け取りがございました」

ガリットチョウ福島氏は、

「5年前とはいえ、反社会勢力と知らず、そこで芸をして出演料を頂きました」

と宮迫氏、田村亮氏より、はっきりとギャラを貰って営業をしたと明かしています。

既に解雇されたカラテカ入江氏が、かなりの情報を吉本側に流したのではないかという事も推測されます。そうでないと吉本興業がこれほどまでに断言できるとは思えません。入江氏の証言やスマホの中身などの材料をそろえて、疑惑の芸人たちに突き付けたのではないでしょうか。

この背後には、暴力団排除条例の存在が大きいであろうことは、本サイトが報じている通りです。暴排条例が施行されたすぐ後に、当時、超大物だった島田紳助氏ですら引退を余儀なくされたほどでした。

この条例が全国で施行された事により、ある警察幹部は、

「これで日本からヤクザはいなくなる」

と言っていたように芸能界とヤクザ業界に大きな影響を与えた条例でした。が、ヤクザが少なくなったかわりに、準暴力団(半グレ)が増えた(構成員はヤクザと違って把握できないが)というワルい結果をもたらしました。特殊詐欺の被害額が増大しています。これも準暴力団が主としている犯罪です。宮迫氏ら謹慎処分にの芸人たちは島田氏の例から学習することを忘れていたようです。

果たして、復帰できるのでしょうか。また復帰したおりには視聴者はどういう迎え方をするのでしょうか。(文◎編集部)

© TABLO