虫刺されの痕がなかなか消えない理由とは? 医師が回答

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ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(6月19日放送)で、虫刺されの痕について医師が解説した。

 

リスナーから寄せられた健康にまつわる質問メール「虫刺されのあとの治りが遅くなった気がする。年を取ると治りが遅くなるって本当?」に関して、東京衛生病院の医師が回答した。

虫刺されの痕や、やけどの痕、ニキビの痕など、炎症が起きたあと、茶色く色素沈着を起こした状態を炎症後色素沈着と言います。

通常は肌の生まれ変わりのサイクル、ターンオーバーにより、色素の原因であるメラニン色素が皮膚の外側に押し出されて次第に消えることがほとんどですが、紫外線を浴び続けたりターンオーバーの乱れが生じるとそのまま色素沈着となって残り消えにくくなることがあります。

ターンオーバーの乱れは、ストレス・偏食・睡眠不足・喫煙によっても起こりますがターンオーバーは成人では28日前後であるのに対し、高齢者では40~60日と長くなるのも炎症後色素沈着が残りやすくなる理由の1つです。

虫刺されを早く治すには炎症を早く抑えることが大切で、それによって炎症後色素沈着となるリスク減らすことにつながります。

虫に刺されたら、冷やしたり、炎症を抑える薬を使用しましょう。また、肌のターンオーバーが正常に行われるよう、擦らない洗浄をし、保湿などのスキンケアを心がけ、紫外線にも気をつけましょう。