うるまで土砂崩れ けが人なし 6月の雨量、各地で2倍 沖縄気象台、土砂災害に警戒呼び掛け

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 24日午前9時54分ごろ、早朝から降り続く大雨の影響で、沖縄県うるま市大田の3階建てビルの裏手にある丘が高さ約20メートル、幅約10メートルの範囲にわたって土砂崩れを起こした。ビル2階にある事業所の窓ガラスが1枚割れた。当時部屋には従業員が2人いたが、けがはなかった。崩れた土砂の一部は、丘と敷地を仕切るフェンスを突き破り、地面に落下した。そばに止めてあった乗用車も土砂をかぶった。

 県内各地で土砂崩れや停電が発生した。沖縄気象台は「土砂に水分が含まれ、少しの雨でも土砂災害が起きやすい状況にある」と警戒を呼び掛けている。

 活発な梅雨前線の影響で沖縄地方は雨が続き、6月の雨量が平年を大きく上回っている。沖縄気象台によると、久米島では24日までに平年(263.9ミリ)の2.5倍に当たる680ミリを記録し、6月の過去最大雨量を更新。名護市は平年の2.4倍の596ミリ、那覇市は1.8倍の456ミリを観測した。

 24日に最も降った時間までの24時間雨量は、うるま市宮城島で94.5ミリ、南城市糸数で94ミリ、本部町本部で85ミリだった。

 25日も梅雨前線の影響で沖縄本島地方と大東島地方は曇りや雨、所により雷を伴う見込み。先島諸島は曇りで所により一時雨が降る。