日本代表、引き分けでコパ・アメリカ敗退。久保建英のゴールは認められず

24日、コパ・アメリカ2019・グループステージ第3節のエクアドル代表vs日本代表の試合が行なわれた。

互いにここまでの2試合を未勝利で終えているが、白星を獲得すればワイルドカードでの決勝トーナメント進出が決まるという状況。

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勝たなければならない立場であるため、エクアドルはかなり高い位置からボールを奪いに行く意思を見せ、攻撃に入ればロングボールやクロス、セットプレーを中心に仕掛けてきた。

日本はなかなか余裕を持てない状況だったが、後方でキープができればスペースを狙えるが、繋ぎのミスで大ピンチを迎えることもあるというプレーに。

15分には久保建英のスルーパスから狙い通りに裏を破り、岡崎の飛び出しを引き出す。惜しくもGKに弾かれたものの、それを中島翔哉がゴールに流し込む。一旦は認められなかったものの、VAR判定の末に得点が決まった。

これでリードした日本であるが、34分にはハイボールに岩田智輝がかぶってしまったところから失点。アルボレダのシュートは川島永嗣が防いだが、こぼれ球をメナに押し込まれてしまう。

1-1の同点となって後半を迎えた試合は、互いに3試合目ということもあってよりオープンな展開に。

日本は攻撃的な交代を実行し、90分には久保建英のスルーパスから途中出場の前田大然が抜け出すビッグチャンスを作り出したが…GKに止められ、こぼれ球を詰めた上田絢世のシュートは枠を捉えなかった。

90+4分にはカウンターから中島翔哉が決定的なシュートを放ち、さらにGKが弾いたところを久保建英が押し込むも、これもオフサイドに。VARでの判定も行なわれたが、結局ゴールとは認められなかった。

この結果、試合は1-1のままで終了。どちらも勝点1のみの獲得となり、両者ともに決勝トーナメント進出を逃すこととなった。

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なお、ワイルドカードはグループBのパラグアイに決定。2分け1敗での決勝トーナメント進出という珍しい結果になっている。

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