<柏・妻殺害>元銀行員の夫が控訴 一審懲役15年

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 千葉県柏市の弥谷麻衣子さん=当時(30)=の遺体が夫の実家敷地内に埋められた事件で、殺人などの罪に問われ、一審千葉地裁判決で懲役15年(求刑懲役17年)を言い渡された夫で元銀行員、弥谷鷹仁被告(37)が24日までに控訴した。控訴は22日付。

 一審で弁護側は、妻からの暴言や暴力でうつ病状態にあり、いわゆる「介護殺人」と同様の特徴があると情状酌量を訴えていた。地裁判決は「独自の分析によるもの」と退け、「短絡的に殺害に及んだ」として実刑判決を言い渡した。

 判決によると、鷹仁被告は昨年3月4日午後2時半ごろ、自宅で睡眠導入剤を混ぜたカレーライスを麻衣子さんに食べさせ、同4時半~5時ごろ、柏市内の路上に止めた乗用車内で首を両手などで絞めて殺害。母親の恵美被告(64)と共謀し、同7時50分ごろ、実家敷地内に事前に掘っておいた穴に遺体を埋めて遺棄した。

 殺人ほう助などの罪に問われ、懲役6年の求刑を上回る懲役7年の実刑判決を受けた恵美被告は、24日午後5時時点で控訴手続きを行っていない。