ヨット競技に親しんで 国内発祥の地・葉山でレース

英国チーム関係者と町民らが交流を深めたフェス(昨年の様子)=葉山町堀内

 「葉山ヨットフェス」が7月13日、葉山港(葉山町堀内)を会場に開かれる。セーリングの英国代表選手と町民ら有志による親善レースなどが行われる予定で、町はレースの参加者や観客を募っている。

 2020年の東京五輪・パラリンピックを前に、「日本のヨット発祥の地」とされる町で、競技に親しんでもらうのが狙い。

 レースは、17年から町を拠点に事前キャンプを行う英国セーリングチームの選手が参戦。町民ら有志と個人戦で争う。

 選手の姿を間近で見られるよう、通常は沖合で行われるレースを港から約150メートルの海上で行うほか、観戦用の大型ヨットなども用意する。

 レースの対象は町在住・在学・在勤などで、使用する艇種などを町政策課に申し込む。乗船しての観戦は町在住・在学・在勤の小学1年生以上が対象。

 当日は同チームを統括するマーク・ロビンソン氏が競技の魅力などについても、学生時代にウインドサーフィンの世界選手権に出場した経験を持つ山梨崇仁町長と語り合う。

 フェスは午前10時から午後1時まで。申し込みは7月3日まで。問い合わせは同課電話046(876)1111。

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