サクランボ収穫こんなに大変

首都圏の飲食店、寒河江で社員研修

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都内などの飲食店社員たちが企業研修の一環としてナポレオンを収穫した=寒河江市

 首都圏を中心に飲食店を経営する「イートウォーク」(渡辺明社長)の社員研修が24日、寒河江市内で始まった。サクランボ収穫の労働力確保を狙い市が受け入れたもので、社員が市内園地での収穫を手伝い農家の苦労を体感した。

 同社は都内や神奈川、愛知県などに和食、イタリアンなどの飲食店24店舗を展開し、同市伝統野菜の里芋「子姫芋」を食材に使うなどの縁がある。研修は1泊2日の日程で、サクランボ収穫の労働力確保につなげたい市が農家に体験受け入れを呼び掛け、実現した。

 この日は三泉地区にある岡部洋介さん(40)所有の園地を社員6人が訪ね、佐藤錦や紅秀峰などを試食し味の違いを確かめた後、ナポレオンの収穫を体験。社員はそれぞれ腰に竹かごを付け、脚立に上って丁寧に実をもぎ取った。都内店舗で料理長を務める福井公平さん(30)は「サクランボの種類の多さに驚いた。もぎ取りは難しかったが楽しかった」と話していた。

 今回収穫したサクランボは加工用として出荷し、店舗での商品化を検討するため社員が持ち帰る。一行は25日も、岡部さんの園地でサクランボ詰めなどの出荷作業を行う。