X JAPANのYOSHIKI氏が上海にサプライズ登場、新たな計画を明かす

X JAPANのYOSHIKI氏が上海にサプライズ登場、新たな計画を明かす

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【上海2019年6月24日新華社=共同通信JBN】
*The H CollectiveがX JAPANリーダーで国際パートナーのYOSHIKI氏と中国・日本コラボレーションプロジェクトを立ち上げ

6月17日、The H Collectiveは上海でのイベント「The Best + The Best - Infinite Possibilities」で、同社の中日コラボレーションプロジェクトを立ち上げた。このイベントでサプライズ登場したのは、日本で最も有名なロックバンド「X JAPAN」のリーダーで上海国際映画祭(Shanghai International Film Festival)のスペシャルゲストのYOSHIKI氏だった。

ステージでの胸襟を開いたインタビューの中で、YOSHIKI氏は「We Are X」の中で最も心に残る幾つかのシーンについて語り、このドキュメンタリーが撮影されることになった経緯を説明した。この映画は、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたX JAPANのコンサートを記録している。それはYOSHIKI氏の人生と夢のストーリーでもある。

YOSHIKI氏は、中国でより多くのプロジェクトに関わるためにThe H Collectiveと協力する計画である。同氏はまた、The H CollectiveとiQiyiがプロデュースするアニメーション映画「Spycies」のテーマソングと楽曲を制作した。この映画はアニメーション部門で金爵賞(Golden Goblet Awards)にノミネートされている。

「Spycies」での協力以外にも、YOSHIKI氏とThe H Collectiveは化粧品やファッションを含む商品事業部門を展開する新たな合弁事業を設立した。YOSHIKI氏はユニークなスタイルセンスとファッション業界での豊富な経験をこのパートナーシップにもたらす。同氏のThe H Collectiveとの協力は、業界の巨人同士が出会うことになり、トレンドをつくる結果を生み出すに違いない。

The H Collectiveは映画とクリエーティブなメディアの国際ネットワークを構築

The H Collective China Shanghai Puwan Culture Co.のシャオミン・ホアン会長は中日コラボレーションプロジェクトのテーマについて説明し、「The H Collectiveは映画スタジオというだけではない。タイ・イン、共同製作、IPライセンシングを含む、映画の知的財産に基づくフランチャイズの開発も行っている。The H Collectiveの次の取り組みは、当社があらゆるレベルで所有する知的財産を発掘し開発することだ」と述べた。

The H Collectiveは2017年、映画の出資、製作、マーケティング、配給を行う国際的なエンターテイメントと映画のグループとして設立された。業務は最高品質の知的財産の所有と開発、上質な映画コンテンツと大ヒット作のフランチャイズの結合を基盤としている。同社は世界中の数多くの有力プロデューサーや映画アーティストらと協力し、グローバル市場に向けた上質でオリジナルなエンターテイメント・コンテンツを製作している。

2018年4月、The H CollectiveはSony Columbia Picturesと年間最大4本の映画を全世界で配給およびマーケティングする契約を締結した。この契約によって最初の映画が既に製作され、今年5月、アンチ・スーパーヒーロー・ホラースリラー「Brightburn」は世界83地域で上映されていた。この斬新な「アンチ・スーパーヒーロー」のストーリーは観客に好まれ、わずか600万米ドルの予算で3000万ドルを超える興行収入を上げ、驚くべき投資利益率を示した。最近のThe H Collectiveの日本支社設立とYOSHIKI氏との緊密なパートナーシップはすべて、同社のグローバル戦略の一環である。次に予定される映画は「The Parts You Lose」と題され、3月にサンバレー映画祭(Sun Valley Film Festival)でプレミア上映された。この映画は年内に公開される予定である。

ソース:The H Collective

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The H Collective記者会見