6月24日、来月の参院選に立憲民主党から比例代表候補として出馬することを発表した元「モーニング娘。」でタレントの市井紗耶香さん（35）。
市井さんといえば、1998年に14歳で2期メンバーとして加入。始めは目立たなかったものの、ショートカットにしてから人気急上昇。1999年には後藤真希さんと保田圭さんとの3人ユニット「プッチモニ」のセンターに大抜擢され、デビュー曲『ちょこっとLOVE』が100万枚を超える大ヒットセールスを記録。あの後藤さんを差し置いてセンターを陣取り、ショートカットにパーカー・短パン姿でピョンピョン飛び跳ねるチャーミングな姿を覚えている人も多いのではないでしょうか。
あれから時は流れ、今や4児のママである市井さん。モー娘。卒業後の、市井さんの怒涛の人生を追いつつ、現在の市井さんの姿に迫ってみたいと思います。
市井さんは「シンガーソングライターとしてソロ活動したい」という理由で2000年5月にモー娘。を卒業し、芸能活動を一時休業。2001年10月に復帰し、11月にシャ乱Qのたいせーさんのプロデュースでカバーアルバム「FOLK SONGS」を出すも鳴かず飛ばず。2002年4月にはたいせーさんと吉澤直樹さんと共に「市井紗耶香 in CUBIC-CROSS」を結成するも、大した結果が出ないまま、2003年11月にホームページ上で「幸せを探したい」と宣言し、芸能界を引退。その後、2004年5月にバンドメンバーの吉澤さんと結婚、同年8月に女児を出産。さらに、もう1人女児に恵まれ2女のママとなり2009年に芸能活動復帰、2011年5月に吉澤さんと離婚。その1年後の2012年7月に美容師の男性と再婚。さらに一男一女に恵まれ、現在は4人のママとなられています。
市井さんのインスタグラム。モー娘。同期の矢口真里さん、保田圭さんと再会した写真をアップしたりもしています
市井さんのこれまでの人生を知るにつけ「バイタリティあるなあ…」とひたすら感心させられますが、ファンの人の気持ちを思うと、これまでどれだけガッカリさせられてきたんだろう…と同情を禁じ得ません。
「市井さんの人生なんで基本的には好きに生きてくれていいとは思ってるんですけど、不義理ばっかりするので呆れてる部分は正直あります。仕事を選ばないというか『モー娘。OGとして、それはやって欲しくなかった』みたいなことばっかりしますからね」と溜息をつくのは古参のモー娘。ファン。
「テレビで昔の暴露話をしたり、『大人AKB48』に応募したり…。4児のママで稼がなきゃいけないという気持ちがあるのは分かるんですけど、もっとプライドを持って欲しいんです」
たしかに市井さんは2017年12月7日に『じっくり聞いタロウ〜スター近況（秘）報告〜』（テレビ東京系）に出演した際、初代リーダーの中澤裕子さんとの不仲を暴露。ジャケット写真を撮影する時に肩にもたれかかった際、はねのけられた事を明かし「今だから言えるけど（確執）ありました」と苦笑していました。
また市井さんは2014年に行われた「大人AKB48」に応募。元モー娘。がライバル・AKB48を受けたということに対してアイドルファンは衝撃を受けていましたが、これについて市井さんは2014年4月3日放送の『ノンストップ！』（フジテレビ系）にて、恩師のつんくさんや仲間である元モー娘。メンバーへの報告は「しておりません」と回答。その後、市井さんは最終選考まで行って大人AKBには落選したのですが、その裏事情を2014年6月3日放送の『徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました』（日本テレビ系）にて暴露。「そんなの大人の事情に決まってるじゃない！」と、話題性作りのために一肌脱いだことを暗に示していました。
さらに、市井さんといえば最近、タトゥーを入れていることでも話題になりました。市井さんは2017年11月、フジテレビの『もしかしてズレてる？』（フジテレビ系）で密着取材されている際、背中の「Lovity」という文字のタトゥーが映ってしまって話題に。また他にも、左耳元には花のタトゥー、腹には「Life is Water」という文字が刻まれていることも判明しています。
「耳と腹のタトゥーは市井さんがブログで説明されてまして、耳には誕生花、お腹には座右の銘である言葉をいれているそうです。ちなみに意味は“みんなお水から生まれたよ”とのことです。また『Lovity』については、旦那さんの店の名前だという説がありますね…」（古参の市井紗耶香ファン）
今回の市井さんの出馬を受け、ネットでは「タトゥー問題が記憶に新しいけど大丈夫かね…」「タトゥーだらけの市井紗耶香が参院選出馬とかおかしいだろ…」「耳裏や背中のタトゥーそのままで老人受けするかしら」と、市井さんのタトゥーを問題視する声も多く出ています。またかつてのファンからは「君に対して『一体何がしたいんだ…』って思うの4回目くらいだよ…さすがにもう慣れたよ…やるからにはガンバ」「市井ちゃんは、金のためなら何でもする生命力は評価してる。まあもし通っても失言は絶対するだろうな」「ずーっといろんなものに騙され続けてる人生。市井ちゃんに幸あれ」「謎の(やや浅はかな)行動力で何度でも俺たちの度肝を抜いてくる市井ちゃんよ…」といった呆れ声が。
かなり孤軍奮闘状態の市井さんですが、持ち前の美貌とバイタリティは政治家に向いてそうな気も？ 市井さんが尊敬していると公言している蓮舫議員を目指して、政治家の夢を叶えてもらいたいものです。（文◎小池ロンポワン）
