古道歩きのつえ寄贈 JTが「企業の森」で製作

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JTが「企業の森」事業の活動の一環で製作したつえを田辺市に寄贈する中辺路町森林組合の岡上哲三組合長(右)ら=24日、和歌山県田辺市中辺路町栗栖川で

 熊野古道歩きに活用してもらいたいと、和歌山県田辺市中辺路町で森林保全活動「企業の森」事業に取り組んでいる日本たばこ産業(JT)が24日、スギの間伐材で作ったつえ44本を、中辺路町森林組合を通じて田辺市中辺路行政局に贈った。

 今月15日、中辺路町野中にある「JTの森 中辺路」で、JTグループの従業員や家族、女子バレーボールチームであるJTマーヴェラスの選手、地元関係者ら139人が参加した森林保全活動があった。参加者は下草刈りなどに取り組んだほか、約50人がつえ作りを体験した。

 参加者は森林組合の職員らに教わりながら、杉の皮をむいたり、滑り止めのひもを巻いたりなどしてつえを製作。長さ90~150センチで「紀州材」という焼き印を押し、鈴も取り付けた。1人2本ずつ作り、うち1本を寄贈することにしたという。

 森林組合の岡上哲三組合長(73)らが、中辺路町栗栖川の熊野古道館を訪れ「皆さんが楽しみながら一生懸命に作ってくれた。ぜひ有効利用してもらえたら」と寄贈した。