中国人彫刻家、李象群氏が第54回Florence International Muse Awardを受賞

中国人彫刻家、李象群氏が第54回Florence International Muse Awardを受賞

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【瀋陽(中国)2019年6月24日新華社=共同通信JBN】第54回Florence International Muse Awardの式典が2019年6月1日にフィレンツェ市庁舎で開催された。Florence International Muse Awardと関連した初の中国人彫刻家として、魯迅美術学院(Luxun Academy of Fine Arts)の学長である李象群教授がこの賞の中で「Erato Art Prize」を獲得し、Muse academyの永世アカデミー会員の地位を与えられた。

イタリアで最も重要な国際賞の1つとして、Florence International Muse Awardは1965年の設立以来毎年世界中の文化とアートの分野で活躍する12名に栄誉を授けてきた。現在、Florence International Muse Awardにはアート、詩、文学、パフォーマンス、ダンス、その他に対して12の賞がある。

Florence International Muse Awardのルカ・プレスティーノ会長は「審査員にとって李象群氏にアート分野の第54回Florence International Muse Awardを授与することは光栄の至りだ。同氏がわれわれのMuse collegeファミリーの一員となったことを誇らしく思う。フィレンツェはこの地で行われる彼の展示を楽しみにしている。これは、芸術的創作物とイタリアの人々の間に新たなコミュニケーションを生み出すだろう」と語った。

李象群氏はこの賞が個人的な栄誉というだけでなく、母国の名誉にも関わると感じた。同氏は「この賞のおかげで、アートには境界線がないと深く理解することができた。われわれは共通の価値観を持ち、独自のストーリーを語り、アートを創造して夢を実現する」と述べた。

魯迅美術学院によると、李象群氏は30年以上にわたる教師としての経歴の中で素晴らしいアートの才能を持つ学生を多数育ててきており、中国の具象彫刻の遺産を代表する存在となった。

魯迅美術学院の学長として李象群氏は、社会的および文化的な発展のニーズを完全に満たし、「アートは都市革新につながる」という概念をクリエイティブな都市開発に植え付け、生きている魂を都市に与えて、アート系カレッジや大学の社会奉仕的な機能を効果的に拡大することを望んでいる。

ソース:Luxun Academy of Fine Arts

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