『プロ野球スピリッツ2019』の解説者を務める赤星氏と里崎氏、今後のプロ野球の展望は…
7月18日に最新作が発売される人気野球ゲーム『プロ野球スピリッツ2019』の開幕式が25日、都内で行われ、ゲーム内の解説者として最新作から新たに加わった赤星憲広氏と里崎智也氏が登壇。今季序盤戦の振り返りと、今後の展望について語った。
赤星氏は交流戦後の注目チームに古巣の阪神を挙げた。「前評判では、タイガースは昨年最下位だったわけですから、結構苦しいシーズンになるんじゃないかって言われてましたけど、この前半戦の戦いを見ると、セ・リーグのダークホースは完全にタイガースかなと僕は勝手に思ってます」と期待。さらに後半戦のキーマンには、ファン投票でオールスターにも選出されたルーキーの近本光司外野手を挙げ、「ちょっと今疲れが来てて打率とか落ちてきてるんですけど、彼が出ると一気に試合の流れが変わるので、後半、彼の活躍次第ではもっとタイガースが上に来る可能性も十分考えられるかなとは思ってますね。ジョンソンも戻ってきますから、他のチームに比べても、いい状態で戦えるんじゃないかと思いますね」と語った。
一方、里崎氏は「古巣ロッテって言いたいとこですけども、楽天ですね」と分析。則本、岸の2本柱が開幕から出遅れた楽天だが、25日現在パ・リーグ首位を走る。岸はすでに復帰しており、則本も近いうちに戻ってきそうだ。
「そこで則本がもうすぐ復帰するんですよね。2軍では150キロ投げて1軍にも合流してるんで。交流戦から復帰するってことを考えたら、ひょっとしたらひょっとするんちゃうかって可能性を見せてくれるのが、楽天だと思うんですよ。ウィーラー、ブラッシュ両外国人も活躍してますし、浅村の加入が何といっても大きい。そうなってくると相乗効果で一気にってかなり期待感ありますよね」
「楽天が上手く回れば本当に面白いペナントレースに」「セ・リーグは大混戦」
今後のパ・リーグの展望について、里崎氏は「田中とか怪我人もいる中で、新しい戦力も出てきましたし。何といっても新監督の平石監督と、新GMの石井一久さんが、いい形でチームを底上げしてきましたよね。優勝予想はソフトバンクですけど、楽天が上手く回れば本当に面白いペナントレースになるんじゃないのかなと思います」と予想。楽天に期待しつつも、本命はソフトバンクとした。
続いて赤星氏もセ・リーグの展望を語り、「DeNAもすごくいい形になってきてますので、そう考えると今まで以上に混戦になるかなと。毎年いつもこの時期ぐらいからカープがだんだん抜け出してって3連覇してたわけですけど、ちょっと今カープが苦しんでる分、ゲーム差がこの交流戦でほとんど無くなってしまったので、順位は変わってないんですけど、これはちょっと後半戦、セ・リーグは大混戦で面白くなるんではいかとは思います」と予想した。
最後に『プロ野球スピリッツ2019』について、赤星氏は「今回本当にリアルになって、間違いなくハマるんでやりすぎ注意」、里崎氏は「アドリブの解説もめちゃくちゃ入ってるんですよ。やり込んであり得ない解説を聞いてもらいたい」と話した。「プロ野球スピリッツ」シリーズは今年で15周年を迎え、4年ぶりの新作となる。3Dスキャン技術を駆使し、よりリアルなプロ野球を追求した仕様で発売される。
一般社団法人日本野球機構承認
プロ野球フランチャイズ球場公認
ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2018年プロ野球ペナントシーズン中のデータを基に制作しています。 データ提供:共同通信デジタル
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