眞栄田郷敦がオーディションで「ノーサイド・ゲーム」“切り札”役を射止める

TBS系で7月7日スタートの連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(日曜午後9:00)に、千葉真一の次男で新田真剣佑の弟・眞栄田郷敦が出演することが決まった。「トキワ自動車」社員で、物語のカギを握る七尾圭太役を演じる眞栄田は「3回ほどオーディションを受けて、この七尾という役を演じさせていただくことになりました。とにかくこの作品に携わりたいという気持ちが強くて、体作りやお芝居で自分をこの役に近づけられるように精いっぱい努力したつもりです。七尾役に決まった時はとてもうれしかったです」と喜びを語っている。

ドラマは池井戸潤氏の同名小説を原作に、大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅社員・君嶋隼人(大泉洋)が左遷先の工場で、低迷するラグビー部・アストロズのゼネラルマネジャー(GM)を兼務するよう命じられ、再起を懸けた戦いに挑むストーリー。眞栄田が演じる七尾は、ニュージーランドからの帰国子女で、現地の大学時代にある出来事によって夢を断たれ、失意のまま帰国し、“普通の生活”を送ろうと「トキワ自動車」に入社。ラグビー部の再起を図る君嶋の“切り札”となる役どころとなる。

眞栄田は「最初にオーディションを受けた際、1人だけ体がすごく細かったので、約3カ月で15kg体重を増やしました。でも、もう少し大きくしたいです」と役作りのために肉体改造を続けていることを明かし、「台本を読んで、とにかく面白いと思いました。台本を読んでいるうちに心が熱くなったり、鳥肌が立って泣きそうになったのは初めての経験でした。特に第1話で大泉さんがみんなに熱く語るシーンの言葉の勢いやチョイスなど自分もすごく熱くなりました。大泉さんはじめ共演者の皆さんもおっしゃっていますが、『この作品で日本中を元気にする!』という熱い思いを持って役を演じていきたいです」とアピールしている。

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