広島九里が初完封で全カード負け越し阻止、楽天は打線沈黙…25日の交流戦は?

広島・九里亜蓮【写真:荒川祐史】

パ・リーグの58勝46敗4分で全日程終了、10年連続14度目勝ち越し

 プロ野球は25日、交流戦の最後の1試合が行われた。広島が敵地で楽天に2-0で勝利。先発の九里が9回3安打3奪三振無四球、二塁を踏ませぬ快投でプロ初完封を飾った。

 広島は初回に2番・菊池涼のレフトへの5号ソロで先制すると、5回には西川の遊ゴロの間に1点を追加。この2点を九里が守りきった。2回2死からウィーラーに左前打を許したものの、その後は7回まで16打者連続アウト。8回先頭の銀次に2本目のヒットを許したが、後続を断った。9回も先頭・辰己にヒットを打たれたものの、茂木を併殺に仕留めてプロ初完封。3勝目(3敗)を挙げた。

 広島は交流戦全カード負け越しを阻止。5勝12敗1分で全日程を終えた。楽天は投手陣が5安打2失点と踏ん張ったが、打線が沈黙。交流戦は10勝8敗だった。

 今年の交流戦はパ・リーグが58勝46敗4分と10年連続14度目の勝ち越しで終了。優勝は11勝5敗2分のソフトバンクで、12球団断トツの8度目の制覇となった。

 2005年に始まった交流戦のパ・リーグの成績は以下の通り。

2005年 105勝104敗7分
2006年 108勝107敗1分
2007年 74勝66敗4分
2008年 73勝71敗
2009年 67勝70敗7分
2010年 81勝59敗4分
2011年 78勝57敗9分
2012年 67勝66敗11分
2013年 80勝60敗4分
2014年 71勝70敗3分
2015年 61勝44敗3分
2016年 60勝47敗1分
2017年 56勝51敗1分
2018年 59勝48敗1分
2019年 58勝46敗4分(Full-Count編集部)

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