「ここまで追い込むことはなかった」石川遼が2度目の福島へ

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石川遼が2度目の福島に参戦 トッレーニングの成果を発揮する(撮影:鈴木祥)

<ダンロップ・スリクソン福島オープン 事前情報◇25日◇グランディ那須白河ゴルフクラブ(福島県)◇69611ヤード・パー72>

練習場で球を打つ姿は、1年前よりもどことなく引き締まって見える。今季の「中日クラウンズ」で腰を痛めてから、体づくりに重きを置いてトレーニングを強化している石川遼。「ここまで追い込むことはなかった。中学の部活でやっていた時くらい」と腹筋や腰回りを中心に、負荷を増やしながら体を鍛えている。

週3日行っているトレーニングは、翌日に筋肉痛が出るほど。「今日も胸とか腕とか、いたる所がけっこう筋肉痛です」と言いながらも、「張っているほうが力が入るから」と会場で黙々と練習をこなしていた。火曜日は昼過ぎに会場入りし、ショットやパター練習を行った後に午後からハーフラウンド。夕方、ラウンド後に再びパター練習を行い、人もまばらの練習場で再びショット練習を行った。

それだけトレーニングに打ち込むのは、腰への負担を減らすためばかりではなく4日間を戦い抜くため。「この前(全米オープンでの松山)英樹のプレーを見て、最終日が終わってケロッとしているので、すごいなと思った」。海外メジャーでの4日間といえば、国内の試合よりもさらに体力が必要になる。中日クラウンズ以降の休養期間を経て、改めて体力面の重要性を実感したこともあって、今は追い込みをかけている真っ最中だ。

昨年優勝争いに加わった試合では、4日間のうちでどこか1日が停滞して優勝戦線から離脱。昨年の本大会では2日目に「73」、3日目に「62」をマークして首位に立ったが、伸ばし合いとなった最終日は「69」にとどまり3打差の3位タイに終わった。「今は体もよくなっているし、体も少しずつできてきて楽しいです。トレーニングは嫌ですけど」と苦笑いしながらも、ストイックに取り組んできた成果がどう花開くか。まずは2度目の福島で1年間での変化を確かめたい。